本作は、“プレイヤー自身がヒロインと向き合ってもらいたい”という思いからヒロインとのコミュニケーションを中心に、ユーザー自身の選択肢を通して、ふたりの関係が進展していく恋愛シミュレーションゲームを目指しました。
相手をもっと知ることで、昔よりもっともっと好きになる。
本作では子供時代をヒロインたちと過ごすことで、再会へ向けて一緒に思い出を作ります。好きなもの、苦手なもの、性格、口調、容姿。そして学生となり再開した際、思い出と変わらないこともあれば、子供の頃には知らなかった新たな一面がギャップとして見えてくることもあります。そんな彼女たちの成長に触れ、恋心が生まれる瞬間を是非実感してください。
酒匂晴輝(さかわはるき)が、小学3年生への進級を目前に控えていた春休み。 近所に住む栗山兎鞠(くりやまとまり)、所沢郁(ところざわいく)、州郷千聖(すごうちさと)たち との仲良しグループに、新たな仲間が加わった。隣町に住む春ノ原優菜(はるのはらゆうな)、 引っ越してきた西渓静流(にしたにしずる)。 しかし、皮肉にもそれと同じタイミングで、晴輝は遠くへ引っ越すことが決まっており、 大好きな仲間たちとも離れ離れになってしまう。
父の海外赴任を機に、大学受験を控えた晴輝は単身日本に残ることを決める。
その結果、親戚の持つアパートで生活することになるが……。
実はそのアパート、かつて仲良しグループと別れた街にあるという。
昔のように受け入れてくれるのか心配もあったが、久しぶりにもかかわらず、晴輝の帰還をみんな喜び、温かく迎えてくれる。
ただ晴輝にとっては“女の子”から、綺麗な大人の“女性”へと成長したヒロインたちに囲まれると、嬉しさ以上に照れくささでいっぱいになってしまうほど。
思い出話で昔を振り返りつつ、空白の期間を埋めることでお互いを知り、
幼なじみからもっと特別な関係へ……。
子供時代、主人公たちが毎日のように集まっていた思い出の場所。
多くのお店が集まっていて、近隣住民の生活の基盤。
通りに面した神社のある通学路。境内では定期的に催し物が行われる。
主人公たちの通う葵林寺(きりんじ)学園。部活動が盛んで休日でも賑やか。
主人公の家のすぐ側にある公園。普段から人は少ない。